良いラブホテル、悪いラブホテルの見分け方

ラブホテル活用法

良いラブホテル、悪いラブホテルの見分け方

初めて行くラブホテルを利用したいけれど料金システムがわからない移動中に見かけたことはあるけれど評判や良いホテルなのか悪いホテルなのか気になって入れないなどのお悩みがある方は多いと思います。

この記事では現役ラブホスタッフの実体験も交えてスタッフ見た良いラブホテル、悪いラブホテルの見分け方をお伝えします。

ホテルに入る前に良いラブホテルか調べる方法

1.オフィシャルサイトの作りが充実しているか

ホテルに入る前に手軽に調べられる方法としてオフィシャルページを確認するという方法があります。今ではハッピーホテルやカップルズといったレジャーホテル・ラブホテルを簡単に検索して料金システムなどを確認できるサイトがあります。そのためオフィシャルサイトにあまり力を入れていないホテルも多いのですが、良いホテルはフードメニューやレンタル品、会員カードを作った際の特典などはオフィシャルサイトに掲載していることが多くオフィシャルサイトに力を入れているかどうかという点は重要になってきます。また、ラブホテルは繁忙期に特別料金として通常時より高い金額に価格設定を変更する場合が多くオフィシャルサイトでスケジュール表などでわかりやすく料金案内をしているホテルはお客様を大切にしていると考えられます。趣味でラブホめぐりをすることもある私ですが、繁忙期に通常より高い価格を設定しているにも関わらず暗いフロントに小さく張り紙で特別料金期間と告知するようなホテルもありましたので注意が必要です。

2.空室状況を確認する電話をホテルにかけてみる

基本的にラブホテルではフロント業務を行うスタッフは少人数で、規模の小さい店舗ですとフロントスタッフが貸し出し品の配達やフードメニューの調理、調理補助を行っている店舗もあります。そのため、宿泊予約の電話対応や在室中のお客様からのオーダー対応、クーポンを提示するお客様の受付対応など意外と忙しいのです。そんな中、「今何部屋くらい空いていますか?」という電話はスタッフが足りていないホテルだと雑に扱われてしまうことが多いです。フロントスタッフの教育が行き届いたホテルであれば、忙しい時間帯の問い合わせでも丁寧に対応してくれますのでこういった点でも確認することができます。いざホテルに入ってからフードオーダーや貸し出し品のオーダーをした際にフロントスタッフに雑な対応をされて嫌な思いをするということが回避できるようになります。部屋数に対して駐車場にとまっている車の数が少ないにも関わらず問い合わせてみて空室がないと言われた場合は、清掃スタッフも足りておらず部屋が作れていないという目安にもなります。しかし立地条件によっては根本的に車でご来店されるお客様が少ない店舗もありますので、フロントスタッフの電話対応が丁寧かどうかといった点で判断されるのが良いでしょう。

3.ホテル駐車場や外観をチェックする

ホテルの建物内に入らずに確認する方法としてホテルの駐車場や外観をチェックするという方法もあります。駐車場の汚れ具合ゴミの有無を確認したりホテルの外観でネオンなどが一部切れているなどを確認するだけでも意外と見分けることができます。定期的に駐車場やホテル周りの掃除を行うスタッフを確保できているホテルは客室清掃に関しても力を入れていることが多いです。また、ホテルの外観や装飾に関して壊れたまま放置しているホテルは客室設備に関しても不備があることが多いです。ミストサウナが設置されているにも関わらず、調整中という形で利用できなかったりすることもあるので利用する目的があってその部屋に入る場合は事前に確認するということも大切です。

いつも利用しているラブホテルは良いホテルかどうか見分けるには

ここまでホテルに入る前にチェックできる項目をご紹介しましたが、ホテルスタッフがラブホテルを利用したときに職業柄チェックしてしまうポイントをご紹介したいと思います。いつも読者様がご利用しているホテルが清掃が行き届いて設備投資にお金をかけているかをチェックするときに役立てていただければ幸いです。

ホテルスタッフがラブホテルを利用するときにチェックするポイント

その1.お風呂場の浴槽と排水溝チェック

お風呂掃除は清掃スタッフが行う業務の中で一番嫌われているのではないかと思います。1人清掃、ソロ清掃といって、お客様が退出された部屋を完全に1人で片付け清掃からベッドメイクまで行うホテルもありますが基本的には部屋の片付け清掃とルームメイクとで分業している場所がほとんどかと思います。お風呂掃除に関しては回転率の良いホテルだとお客様が退出した直後に掃除をしないといけないため、湯気で天井や壁まで水滴がついており水気を完全になくす作業はとても重労働です。もちろん拭きあげるだけでなく汚れを掃除するわけですが、清掃スタッフの足りていないホテルや掃除に関する教育が徹底されていないホテルでは水分を拭き取り浴槽についたゴミや髪の毛を取って終わりということもあります。ですので、私は入室した際に浴槽がザラザラしていないかチェックするということをよくしてしまいます。洗剤を使わずに拭きあげただけの浴槽はザラザラしていますし、手抜き清掃されたお風呂は浴槽の洗い場側はつるつるしているものの奥側はザラザラしている場合などもあります。カランといって蛇口周りの部分に関しても水垢などがこびりついているかどうかで清掃具合をチェックすることができます。また、排水溝の蓋を開けてみて髪の毛などが残っている場合はお風呂掃除に手間をかけていないという判断材料になります。基本的にホテルでは呼称はホテルによって違うかと思いますが、回転清掃という通常の業務中の掃除と本清掃という汚れが目立っている部屋を重点的に時間をかけて掃除する清掃があります。本清掃の頻度によってカラン周りの水垢については特に差がでますので、水垢がびっしりついてカランの色が白くなってしまっている場合などは本清掃をする暇のない清掃スタッフ不足、または清掃に対する意識の低い悪いホテルといえるでしょう。

その2.テレビ台の裏側やベッドの電気操作パネルの裏側のホコリ

ラブホテルではベッド上で激しく乱れることもありますのでホコリが舞うのは仕方のないことです。清掃スタッフももちろんそのことは理解しておりますので清掃の際はそういった箇所もホコリを除去して快適に過ごしてもらうことがお仕事です。ですがやはり清掃スタッフの教育が行き届いていないホテルではそういった箇所はスルーして部屋を作り売り部屋としてお客様を入れてしまうことがあります。それが常態化しているホテルではテレビ台の裏側などにホコリがもっさりと溜まっています。さらっと見てみてそのような状態であった場合はあまり清掃が行き届いていないホテルと判断できますので私はチェックしてしまうポイントです。

その3.空気清浄機の中身

コロナ禍ということもあり客室に空気清浄機が常設されているホテルがほとんどかと思いますが、こちらの空気清浄機も回転掃除ではなかなか清掃しているホテルが少ないのが実情です。加湿器の貸し出しがあるホテルもありますが基本的に客室数分の貸し出し品を常備しているホテルはほぼ無いと言えます。本掃除の際は空気清浄機も分解し掃除するホテルもあると思いますが、ひどいところではずっとそのままといったこともあります。実際に私も加湿機能を使いたいと思い空気清浄機の給水タンクを取り出したところ給水タンク自体がすでにカビまみれで、内部のフィルターを見たらホコリで目詰まりしていて空気清浄機自体を利用することを辞めた経験があります。この時期ですのでこういった部分もチェックすることをオススメします。

まとめ

ハッピーホテルやカップルズ、グーグルレビューなどでももちろん評判や口コミはチェック可能ですが実際にレジャーホテル、ラブホテルで働いている経験からチェックしたい部分などをご紹介しました。フロントスタッフの対応やお風呂の浴槽チェックなどは済ませておき良いホテルを探して実際にパートナーと利用した際に不快な思いをすることがないようチェックしておくと幸せな時間を過ごせますのでぜひご活用下さい。

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